三井不動産(株)と鹿島建設(株)は12日、共同で開発した新築オフィスビル「日本橋本町 M-SQUARE」(東京都中央区)が満床で竣工したと発表した。
東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅徒歩4分、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩5分、JR総武本線「新日本橋」駅徒歩6分に立地。敷地面積約1,433平方メートル、鉄骨造地上12階地下1階建て。建物の高さは約50m。
建物エントランスや外構空間は、多様な植栽を設けることで立体的な緑のデザインを表現。建物エントランスには三井不動産グループ保有林の木材を利用した木製ルーバーを使用している。屋上には屋上庭園を整備。高中木や低木地被類の服装的な植栽により、緑豊かな空間を実現。オフィスワーカーの健康意欲の向上を目指し、エントランスからすぐにわかる位置に屋内階段を配置。踊り場や壁面に階数とアートを施すことで、屋内階段の利用を促す。
環境に配慮したオフィスビルとして、ZEB Ready認証(建物全体)、DBJ Green Building認証(プラン認証)、CASBEE-Aランク(自己評価)も取得している。
JA三井リース(株)や(株)KongStudioなどの企業のほか、宇宙・ライフサイエンス分野の複数企業が入居予定。三井不動産が産業ディベロッパーとして新産業創造を後押しする企業に同物件を活用してもらうことで、さらなるイノベーション創出に寄与していく。
