(株)不動産経済研究所は20日、10月の近畿圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,069戸(前年同月比7.6%減)と、3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。初月契約率は70.1%(同1.3ポイント低下)と小幅に低下も、3ヵ月連続で70%を超えている。
1戸当たりの平均価格は6,175万円(同63.0%上昇)、1平方メートル当たりの単価は103万1,000円(同16.2%上昇)と、ともに2ヵ月ぶりに上昇した。
即日完売物件は「ジオタワー宝塚グランレジス」2期1次(兵庫県宝塚市、3戸、平均1倍、最高1倍)、「ジオ京都北大路」4期3次(京都市北区、1戸、平均1倍、最高1倍)。
10月末時点の販売在庫数は2,919戸(前月比12戸増)。11月の発売戸数は1,300戸程度を見込む。
