不動産ニュース / 政策・制度

2025/11/27

不動産情報ライブラリ、防災情報APIの配信開始

APIで取得したデータをQGIS(地理情報システムのオープンソースソフトウェア)で読み込んだ表示の例

 国土交通省は26日、「不動産情報ライブラリ」において防災情報APIの配信を開始したと発表した。

 同ライブラリは、不動産に関する多様なオープンデータを利用者のニーズに応じて地図上で重ねて表示するほか、API配信によって民間事業者等とのシステム連携を可能とした同省運営のサービス。2024年4月にサービスを開始している。

 今回は、これまで地図表示のみ可能だった洪水浸水想定区域(想定最大規模)、土砂災害警戒区域、津波浸水想定、高潮浸水想定区域、指定緊急避難場所の5つの防災情報について、APIでの提供を開始。これにより、地図表示可能な防災情報は、すべてAPIで取得可能となる。

  APIでのデータ提供開始により、利用者のシステムにおいてデータの表示や解析などの利用が可能となるなど、官民のシステム・サービスでの活用が容易となる。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

国土交通省

国の行政事務を分担管理する機関のひとつ。国土交通省設置法に基づいて設置され、その長は国土交通大臣である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆