不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/11/28

10月の新設住宅着工戸数、7ヵ月ぶりに増加

 国土交通省は28日、2025年10月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は7万1,871戸(前年同月比3.2%増)、新設住宅着工床面積は544万4,000平方メートル(同0.8%増)と、いずれも7ヵ月ぶりに増加した。季節調整済年率換算値は80万3,000戸(前月比10.2%)と、2ヵ月連続の増加。

 利用関係別では、持ち家が1万8,081戸(前年同月比8.2%減)と7ヵ月連続で減少。貸家は3万771戸(同4.2%増)、分譲住宅は2万2,480戸(同14.8%増)。分譲住宅のうち、マンションは1万1,650戸(同31.8%増)、戸建住宅は1万564戸(同0.5%増)と、いずれも7ヵ月ぶりに前年同月を上回った。

 三大都市圏別では、首都圏が2万7,269戸(同6.6%増)。内訳は持家4,029戸(同3.1%減)、貸家1万2,846戸(同11.4%増)、分譲1万227戸(同6.7%増)。中部圏は総数7,860戸(同7.9%減)。内訳は持家2,793戸(同8.9%減)、貸家2,801戸(同6.5%減)、分譲2,220戸(同3.9%増)。近畿圏は総数1万3,310戸(同24.3%増)。内訳は持家2,441戸(同7.8%減)、貸家6,059戸(同19.7%増)、分譲4,644戸(同57.7%増)だった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

住宅着工統計

住宅の新改築の動向に関する統計で、国土交通省が実施し、その結果は毎月公表されている。住宅の着工状況(戸数、床面積の合計)を、構造(木造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、コンクリート...

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆