(株)ネクスウィルは8日、「訳あり不動産の実態」調査結果を発表。地方在住の男女500人を対象に、11月29日~12月1日の期間、インターネットによる調査を実施した。
現在の住居に住むことになったきっかけについては、「親や親族から土地・家を相続した」(9.6%)、「親や親族と一緒に住むことになった」(13.6%)などを背景に、実家や生まれ育った土地へのUターン移住を決めた人が約2割を占める結果に。「結婚・同居のため」(18.4%)、「仕事の都合で転居した」(16.4%)といった回答も多かった。
自身が土地や建物を相続することになった場合に不安な点は、「管理や維持(固定資産税、修繕、清掃など)」(63.46%)でトップに。「税金や費用の負担額」(45.19%)、「相続手続きや書類の準備」(39.90%)と続いた。
また、相続に関して不安や悩みを抱えている人に相談先があるかと聞いたところ、「相談先がない」(81.25%)が約8割に。実家や土地の維持・管理、家族間の調整など、相続に関する不安や悩みを抱えていても、大半の人が相談先を見つけられていないことが分かった。
