(株)長谷工総合開発と(株)長谷工コーポレーションは15日、「市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫プロジェクト」(千葉県市川市)の竣工を発表した。
首都高速湾岸線「千鳥町」ICから約1.4km、東京都心部まで約15kmの場所に位置。保税倉庫申請と動物検疫の検査を受けることができる希少なエリアに立地する。敷地面積は約6,672平方メートル。耐震鉄骨造地上4階建てのBOX型で、延床面積は約1万3,635平方メートル。
各階の床荷重は2.0t/平方メートル。2・3階の天井高を7.0m、4階の天井高は6.0mとし、荷物を高く積める設計としている。また、バース部分に冷凍冷蔵コンテナ車専用電源を用意したほか、ドックレベラーも導入した。主要設備であるキュービクルは2階に配置し、水害や液状化等の災害リスクにも備えている。そのほか、フロンガスの排出量を抑制するため、自然冷媒を用いた空調設備を導入し、CASBEE認証を取得している。
今後は、同エリア内で「市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫iiプロジェクト」の開発を予定している。
