（株）不動産経済研究所は22日、11月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,910戸（前年同月比14.4％減）と、2ヵ月連続の減少となった。地域別では、東京23区890戸（同26.2％増）、東京都下235戸（同34.2％減）、神奈川県378戸（同4.1％増）、埼玉県243戸（同57.4％減）、千葉県164戸（同30.2％減）。
初月契約率は60.2％（同1.3ポイント減少）。1戸当たりの平均価格は9,181万円（同14.9％上昇）、1平方メートル当たりの単価は145万8,000円（同20.1％上昇）と、いずれも7ヵ月連続で上昇した。
即日完売物件は「リリーゼ世田谷若林」1期（東京都世田谷区、8戸、平均7倍、最高12倍）、「リビオ浦安ザ・プレイス」1期（千葉県浦安市、16戸、平均1.2倍、最高2倍）など、5物件50戸。
11月末時点の販売在庫数は5,733戸（前月比238戸増）。12月の発売戸数は6,000戸程度を見込む。
