安田不動産(株)は23日、同社初のボックス型冷凍冷蔵物流施設「LOGION 習志野」(千葉県習志野市)が、19日に竣工したと発表。今後、同社で開発する物流施設のブランド名称を「LOGION」とし、同施設はその初弾となる。
東関東自動車道「谷津船橋」IC約1kmに立地。JR京葉線「新習志野」駅からも徒歩圏内で、物流拠点や雇用確保の観点から優位性を持つ。敷地面積は3,961.40平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て、延床面積8,093.69平方メートル。
倉庫内は、梁下有効天井高5.5m、床荷重は1平方メートル当たり1.5t。一部区画にはマイナス25度~5度の範囲で温度調節が可能なチルド・フローズン対応の冷凍冷蔵設備を導入した。
環境への配慮として、100%自然冷媒を活用した冷却システムを採用。屋上には太陽光パネルを設置し、発電された電力は施設内で自家消費できる。
同施設はシングルテナント型で、すでに(株)北部市場運送の入居が決定している。
