国土交通省は26日、「中小ビルのバリューアップ改修投資の促進に向けたモデル調査事業」の第2期採択モデルを決定した。
老朽不動産の更新を推進するため、改修時期を迎えた中小ビルをモデルとした、社会課題に対応したバリューアップ改修の在り方や、改修による効果の把握・発信を行なうモデルを募集。外部委員会の評価により、これから改修を行なおうとする中小ビルの改修の提案(改修提案)と、すでに改修を行なった中小ビルの事例(既改修事例)を採択するもの。事例集としてその取り組みを広く周知するとともに、「改修提案」については改修検討に係る調査検討費用を支援する。
第2期の応募数は、改修提案8件、既改修事例8件で、採択数は計12件となった。採択されたのは、改修提案が「日建設計後楽園ビル ゼノベ改修案件」(東京都文京区)、「TRUST VALUE 神田須田町RN工事」(東京都千代田区)など5件。既改修事例が「BLOCKS恵比寿」(東京都渋谷区)、「成城学園前プロジェクト」(東京都世田谷区)、「COERU渋谷道玄坂」(東京都渋谷区)など7件だった。
詳細は同省ホームページを参照。
