三井不動産(株)とJ-CAT(株)(東京都港区、代表取締役CEO:飯倉 竜氏)は16日、体験サービスを通じた文化発信拠点「EnCounter by Otonami」(東京都中央区日本橋)をグランドオープンした。
J-CATは、日本の伝統文化・職人技をはじめとする多彩なジャンルの体験サービスをハイエンド向けに提供している会社で、三井不動産が運営するホテルにおいて同体験サービスの導入実績があった。三井不動産が保有していた10坪弱の敷地の暫定利活用策を検討する中で、同体験サービスが、日本橋のにぎわいづくりと相性が良いと判断し、今回の共創に至った。なお、暫定利用の期間は5~6年ほどを想定しているという。
三井不動産が保有するトレーラーハウスを同敷地に設置。室内にはカウンターと7人掛けの座席を用意し、「食にまつわる文化と感性に出会う」をテーマに、J-CATが提携する個人・事業者による体験サービスを提供する。
昼夜で趣が異なり、昼は金継ぎや器、和菓子作りや発酵調味料作りなど食にまつわる「学び」を深めることができるものを、夜はお酒や料理、語らいなどを通じ、カウンター越しに文化の担い手や作り手との一期一会の交流を演出。ひいては文化の継承や新たな共創が生まれることを目指す。
体験サービスは10個ほどを用意。いずれも事前予約制。料金はサービスごとに異なる(詳細はホームページを参照)。サービスを提供している時間帯を営業時間としている。
15日に行なわれたメディア内覧会で、取材に応じた三井不動産日本橋街づくり推進部事業グループ統括の山中なお氏は、「日本橋は、昼と夜の間の時間帯は人が減ってしまうことが多い。同サービスの提供が、そうした時間を埋めるものとなれば。ワーカーでもない、百貨店での買い物目的や昼ご飯・夕ご飯目的でもない、新しい人たちを日本橋に呼び込むチャレンジになる」と話した。
