不動産ニュース / 開発・分譲

2026/1/16

東京・日本橋に食にまつわる体験を提供する文化拠点

「EnCounter by Otonami」外観。10坪弱の敷地の暫定利活用策として、トレーラーハウスを設置した

 三井不動産(株)とJ-CAT(株)(東京都港区、代表取締役CEO:飯倉 竜氏)は16日、体験サービスを通じた文化発信拠点「EnCounter by Otonami」(東京都中央区日本橋)をグランドオープンした。

 J-CATは、日本の伝統文化・職人技をはじめとする多彩なジャンルの体験サービスをハイエンド向けに提供している会社で、三井不動産が運営するホテルにおいて同体験サービスの導入実績があった。三井不動産が保有していた10坪弱の敷地の暫定利活用策を検討する中で、同体験サービスが、日本橋のにぎわいづくりと相性が良いと判断し、今回の共創に至った。なお、暫定利用の期間は5~6年ほどを想定しているという。

 三井不動産が保有するトレーラーハウスを同敷地に設置。室内にはカウンターと7人掛けの座席を用意し、「食にまつわる文化と感性に出会う」をテーマに、J-CATが提携する個人・事業者による体験サービスを提供する。
 昼夜で趣が異なり、昼は金継ぎや器、和菓子作りや発酵調味料作りなど食にまつわる「学び」を深めることができるものを、夜はお酒や料理、語らいなどを通じ、カウンター越しに文化の担い手や作り手との一期一会の交流を演出。ひいては文化の継承や新たな共創が生まれることを目指す。
 体験サービスは10個ほどを用意。いずれも事前予約制。料金はサービスごとに異なる(詳細はホームページを参照)。サービスを提供している時間帯を営業時間としている。

 15日に行なわれたメディア内覧会で、取材に応じた三井不動産日本橋街づくり推進部事業グループ統括の山中なお氏は、「日本橋は、昼と夜の間の時間帯は人が減ってしまうことが多い。同サービスの提供が、そうした時間を埋めるものとなれば。ワーカーでもない、百貨店での買い物目的や昼ご飯・夕ご飯目的でもない、新しい人たちを日本橋に呼び込むチャレンジになる」と話した。

室内にはカウンターと7人掛けの座席を用意。体験サービスを提供する個人・事業者と参加者との間に深い交流が生まれることを狙う

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トレーラーハウス

車輪を有する移動型住宅で、原動機を備えず牽引車により牽引されて走行できる構造のものをいう。「トレーラーハウス」は和製英語で、このような居住形態が始まった米国では、トレーラーホーム(trailer home)、モービルホーム(mobile home)などと称されている。

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