三井不動産(株)はこのほど、英国で進めている大規模複合開発プロジェクト「(仮称)大英図書館再開発事業」に着工した。
英国の子会社Mitsui Fudosan(UK)LTD(英国三井不動産)を通じて展開するもので、大英図書館の拡張と、ビジネスやイノベーション・研究機関が集う新たな拠点を一体的に整備する。
「セント・パンクラス」駅徒歩1分、「キング・クロス」駅徒歩3分など、4駅の利用が可能な立地。敷地面積は約3,400坪。建物は鉄骨鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建てで、延床面積は約2万9,200坪。下層階に大英図書館の新館、上層階にオフィス、ラボ&オフィススペースを設ける。
図書館部分は、既存の図書館施設にも接続する約2,800坪の新たな公共スペースを整備。新しい展示ギャラリーやラーニングセンター、イベントスペースを設け、地域に開かれたスペースを目指す。
商業用部分はオフィス、ラボ&オフィス、商業を含む約1万6,900坪のビジネススペースを整備。近隣のフランシス・クリック研究所をはじめ、企業、大学、研究機関の交流を促し、ロンドンのナレッジ・クォーターにおける新たな事業や研究の創出を後押しする。
また、地域の住宅整備に2,300万ポンドを拠出。さらに雇用や職業訓練の機会の創出、アフォーダブルワークスペースの提供、コミュニティガーデンの整備等も計画している。
英国三井不動産が大英図書館と共に事業を推進。ディベロップマネージャーには英国の不動産ディベロッパーであるStanhope PLC、建築設計事務所RSHPが設計、Mace Constructがコンストラクションマネージャーを務める。
竣工は2032年の予定。
