記者の目 / 開発・分譲

2005/5/24

「パークタワー横浜ステーションプレミア」モデルルーム プレス見学会開催

横浜の街がインテリア 「ファーストプレイス横浜」のシンボルタワーマンション

 三井不動産(株)と(株)新日鉄都市開発が神奈川県横浜市西区高島町二丁目において、現在建設中の超高層タワー型マンション「パークタワー横浜ステーションプレミア」(総戸数385戸、一般分譲戸数320戸)。横浜駅前とみなとみらいエリアを結ぶリンクシティとしての役割を担う「ファーストプレイス横浜」のシンボルタワーとして誕生する同物件のモデルルームのプレス向け見学会が18日、21日(土)のマンションギャラリー一般公開に先駆けて開催された。

マンションギャラリーでは、遠隔地からの来訪客のために同タワー周辺地区などを丁寧に解説
マンションギャラリーでは、遠隔地からの来訪客のために同タワー周辺地区などを丁寧に解説
同タワー建設地。すぐ背後には、横浜駅に隣接するデパートがみえる
同タワー建設地。すぐ背後には、横浜駅に隣接するデパートがみえる
モザイクタイルと間接照明でインテリア性にも配慮した洗面室。洗面カウンタートップは「コーリアン」仕上げ
モザイクタイルと間接照明でインテリア性にも配慮した洗面室。洗面カウンタートップは「コーリアン」仕上げ
眺望が広がるワイドなコーナーウィンドウ。開放感に満ちたリビングを演出している
眺望が広がるワイドなコーナーウィンドウ。開放感に満ちたリビングを演出している
「70A」のスリットガラスを使用した主寝室との間仕切壁
「70A」のスリットガラスを使用した主寝室との間仕切壁

 同物件は、高島町二丁目地区市街開発組合が事業主となり施行する再開発事業の一環であり、同再開発事業により誕生する「横浜」駅徒歩4分の業務・商業・住宅の複合施設「ファーストプレイス横浜」(地上36階地下2階)の上層階部分という利便性の高い立地に位置する。低層部分(1~6階)には、スーパー・コンビニ(1階)、大口地権者である東京電力の業務施設(2・4・5階)、認可保育園・福祉保健活動拠点などの公益施設(3階)、飲食店(予定・6階)などの生活利便施設が入居予定。

 公開されたモデルルームは3タイプ。シングル向けの「70A」(1LD・K、専有面積65.31平方メートル)は、主寝室から東側のみなとみらいの景色を望むことができる。広々としたリビング・ダイニングは約17畳。リビングボードで仕切り、リラックススペースとワークスペースを緩やかにゾーニング。さらに、主寝室との間仕切壁にスリットガラスをあしらうことで、一室空間が演出されている。

 ファミリータイプの「80C」(3LD・K、専有面積78.20平方メートル)のリビング・ダイニング、洋室の窓と大型(幅約9.2m、奥行約1.8m)バルコニーからは、タワー西側に位置する横浜駅が望める。リビング・ダイニングは、天井高約2.6m、サッシュ高約2.1mを確保し開放感を演出している。

 コーナーの角住戸プランとなっているシニア向けプレミア・プランの「90D」(2LD・K、専有面積87.33平方メートル)は、リビング・ダイニングに設けられたコーナーウィンドウが主役。逆梁を利用したカウンターが設置され、富士山方向が望める広い開口部を実現、開放感を演出している。

 「各プラン設定は、みなとみらいなどの他物件と比較して現実的で機能的な間取りを心がけた」(三井不動産横浜支店、稲田氏)という。
 また、各プランに共通してキッチンや洗面室に人工大理石では最高級といわれるデュポン社製「コーリアン」、モザイクタイルが使用されるなど、住戸のグレードの高さには驚いた。

 マンションギャラリーでは、3種類のモデルルームの他、模型やパネルによる構造などの基本性能の紹介をはじめ、入居後の生活シーンをイメージした映像が用意されている。

 住戸プランは1LDK(41.27平方メートル)~4LDK(129.08平方メートル)、販売価格は未定。37タイプの基本プランが用意されている。
 建物竣工予定は2007年12月中旬、入居開始は2008年1月下旬の予定。(タ)

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