不動産ニュース / 開発・分譲

2012/2/13

規格化と可変性を両立した次世代マンション企画を開発/長谷工コーポレーション

Be-Next第1弾となる「ブランシエラ検見川浜マイム」完成予想図。同社は、Be-Next導入の自社物件に「マイム」のサブネームを掲げる。「マイム」とは、日々の安心を「マモル」、光と風を「イカス」、人と空間・環境を心地よく「ムスブ」の頭文字をとったもの
Be-Next第1弾となる「ブランシエラ検見川浜マイム」完成予想図。同社は、Be-Next導入の自社物件に「マイム」のサブネームを掲げる。「マイム」とは、日々の安心を「マモル」、光と風を「イカス」、人と空間・環境を心地よく「ムスブ」の頭文字をとったもの

 (株)長谷工コーポレーションは、次世代マンション企画「Be-next(ビーネクスト)」を開発。第1弾となる「ブランシエラ検見川浜マイム」(売主:長谷工コーポレーション、千葉市美浜区、総戸数65戸)を皮切りに、同社設計・施工マンションへの採用を提案していく。

 「ビーネクスト」は、同社が2009年に開発した、基本性能を維持しながら設備仕様は顧客の好みで付加していく躯体「Be-liv(ビーリブ)」をベースに開発したもの。コストパフォーマンスを維持しつつ「基本性能の充実」「規格化と可変性の両立」「環境+防災性能の確保」をコンセプトとした。

 躯体は、アウトフレーム工法を採用し、すっきりとした空間を実現したほか、バルコニー側に新構造フレームを採用することで2,200mmの連窓ハイサッシュを設けた。インフィルについては、中住戸の開口寸法や水回りは規格化しつつ、これまで変更できなかったキッチンレイアウトの変更を可能とした。間取りの選択に加え、多彩なセレクトオプション「E-Label」も採用する。

 自然風や自然光を取り入れるパッシブデザインとして、玄関を明るくし、通風を確保する「窓付き玄関」としたほか、バルコニーへの「スダレ&ガラス手すり」の採用や、エコジョーズ・LED電球対応ダウンライト・電気自動車充電設備など環境配慮設備を案件ごとに採用していく。

 また、従来200戸以上のマンションのみ無償導入していた「防災3点セット(非常用飲料水生成システム、非常用マンホールトイレ、かまどスツール)を規模に関わらず設置するほか、防災倉庫も設置する。

 なお、初導入となる「ブランシエラ検見川浜マイム」は、JR京葉線「検見川浜」駅徒歩15分に立地する地上11階建てのマンション。住戸は、3LDK・4LDK、専有面積83~90平方メートル。販売価格は2,600万~4,000万円台。最多価格帯は3,400万円台を予定。2月下旬から販売を開始する。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。