不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/13

賃貸事業や商業施設事業が伸び増収増益/大和ハウス工業15年3月期決算

 大和ハウス工業(株)は13日、2015年3月期決算を発表した。
 
 当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結売上高は2兆8,107億1,400万円(前期比4.1%増)、営業利益は1,803億5,200万円(同10.3%増)、経常利益は2,026億2,800万円(同14.9%増)、当期純利益は1,171億3,300万円(同14.7%増)。

 主力の戸建住宅事業部門では、住宅の技術や知識等を楽しみながら理解できる施設「TRY家Lab(トライエ・ラボ)」を東京本社敷地内にオープン。商品ラインナップの拡充および商品力の強化による受注拡大を図った。また、「SMA×ECO CITY吉川美南」や「SMA×ECO CITY相模原 光が丘エコタウン」等のスマートシティ開発も進めたものの、消費税増税後の反動減の影響で、売上高は3,753億4,300万円(同4.9%減)、営業利益は88億4,100万円(同34.0%減)と大幅に落ち込んだ。

 賃貸住宅部門では、15拠点を新設し、国内151拠点体制で営業活動を実施。売上高7,729億5,500万円(同12.2%増)、営業利益は695億9,700万円(同8.3%増)を計上した。

 また、商業施設事業は、都市型・郊外型の商業施設開発による全国展開を進めたことで、売上高4,562億1,800万円(同8.1%増)、営業利益672億7,900万円(同10.7%増)と伸長した。

 次期については、売上高3兆円、営業利益2,000億円、経常利益1,920億円、当期純利益1,250億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。