積水ハウス(株)は10日、2016年1月期第2四半期決算を発表した。
当期(15年2月1日~7月31日)は、連結売上高9,315億7,200万円(前年同期比2.4%増)、営業利益817億1,300万円(同14.0%増)、経常利益873億2,500万円(同16.1%増)、当期純利益520億5,500万円(同23.4%増)。
主力の戸建住宅事業は、ZEH住宅や3・4階建て住宅の販売を推進。鉄骨戸建住宅では、昨年30周年を迎えた高級住宅「イズ・シリーズ」などの拡販に努めた。受注高2,024億8,600万円(同2.9%増)、受注残高2,223億6,500万円(同0.4%減)。セグメント売上高は、前期受注が低調だったことで、1,960億9,700万円(同13.9%減)、営業利益233億3,800万円(同15.4%減)となった。
賃貸住宅事業は、都市部での需要増と相続税課税対策ニーズが継続し、3・4階建ての受注が順調に進捗。高齢者向け住宅建設事業も積極的に推進した。受注高は2,204億900万円(同10.0%増)(同11.8%増)、受注残高3,488億2,000万円。セグメント売上高1,946億700万円(同3.4%減)、営業利益239億4,900万円(同6.0%増)となった。
通期については、期初計画より各事業セグメントの利益率改善が継続していることなどから上方修正。売上高1兆9,200億円、営業利益1,600億円、経常利益1,670億円、当期純利益980億円を見込む。