不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/1/29

全国のタワマンストック、1,389棟・36万戸超

 (株)東京カンテイは28日、全国の超高層マンションの供給動向とストック数に関する調査の結果を公表した。最高階数20階以上の分譲マンションを対象として集計した。

 2020年12月末時点の全国のタワーマンションストック数は1,389棟・36万4,560戸。圏域別では、首都圏が745棟・22万7,301戸で、棟数・戸数共に全国の過半となった。供給実績が確認できた37都道府県のうち最も多いのは東京都で448棟・14万2,570戸、棟数ベースでは全国のシェア32.3%を占めている。次いで大阪府247棟・8万6,296戸、神奈川県137棟・4万2,092戸だった。

 20年に竣工したタワーマンションは40棟・1万2,148戸。東京都が9棟・2814戸で最も多く、愛知県が7棟・1049戸、神奈川県が5棟・1,674戸、大阪府が5棟・1,597戸と続いた。

 21年の竣工予定物件は、38棟・1万592戸と微減の見通し。ただし、タワマン供給の中心エリアである東京都や大阪府では前年実績を上回ると予想されている。

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タワーマンション

超高層の集合住宅をいう。そのかたちが塔(タワー)に似ていることから名づけられたが、タワーマンションは和製英語である。

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