三菱地所(株)は9月3日、丸の内、大手町、有楽町、青山の各エリアおよび全国の支店の同社所有ビル、またその周辺地域において、毎年恒例の総合防災訓練を実施する。
総合防災訓練は、関東大震災記念行事として震災から3年後の1926年より同社が毎年実施しているもので、今年は非常組織編成、非常用資機材習熟、応急救護、消火等の訓練を実施するほか、同社所有ビルのテナントも参加して起震車による地震体験訓練なども行なう。
なお同社では日頃より、独自の災害対策要綱を策定し、大地震災害に対するハード・ソフト両面にわたる対策を講じており、非常組織体制の確立、非常資機材の強化、約20万食の食糧の備蓄などにつとめている。