不動産ニュース / ハウジング

2001/11/19

エス・バイ・エル、「2002年3月期 中間決算」発表

 エス・バイ・エル(株)は16日、「2002年3月期 中間決算短信」を発表した。

 当期単体業績の売上高は463億4,500万円(対前期比▲25.5)、営業利益は2億2,900万円(同▲83.4%)、経常利益は▲8億8,900万円、中間純利益は▲298億1,100万円であった。
 
 当期連結業績(対象13社)の売上高は563億1,600万円(対前期比▲21.4%)、営業利益8億8,100万円(同▲62.9%)、経常利益は▲5億8,700万円、中間純利益は▲295億7,900万円であった。
 同社は当期において住宅フランチャイズ事業への参入やローコスト市場へ本格参入など、積極的なCS経営推進や商品力強化を図ったが、大幅減収となった直接的要因に、住宅事業における売上高の減少を挙げている。また、受注単価の低下もあり、当期同事業の連結売上高は563億1,600万円(対前年同期比▲21.4%)であった。
 通期の見通しとしては、資産の健全化・流動化のために有価証券、分譲用不動産等など通期で319億円を損失計上とし、期末配当を見送る予定としている。また、現状組織の再編や各事業の再検討など、適切なリストラクチャリングの推進とグループ全体の価値向上を図る。なお、これにより連結業績の見通しは売上高1,213億円、経常利益▲18億円、▲315億円をめざすとしている。

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