不動産ニュース / 開発・分譲

2001/11/20

パシフィックセンチュリープレイス丸の内、竣工

「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」外観
「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」外観

 日本パシフィックセンチュリーグループ(株)が、東京駅八重洲南口エリアに建設を進めてきた大型複合ビル「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」(東京都千代田区)が20日、竣工を迎えた。

 オフィス、商業施設、ホテルからなる同ビルは、地上31階建て、延床面積81,168平方メートルの大型複合ビル。JR東京駅に直結し、地下鉄5路線の駅にも徒歩数分という交通至便な立地は、同社が1997年に国有鉄道清算事業団による入札で落札。落札後わずか4年強で竣工を迎えた同ビルの投資総額は1,300億円と、外資系企業の不動産開発プロジェクトとしては過去最大級だ。
 一際目をひくガラス張りの外観は、東京国際フォーラムとの調和を考慮しデザインされたもの。また敷地面積の約半分にあたる部分は、オープンスペースとして確保し、緑豊かな空間とした。夜にはビル外観およびオープンスペースにおいてライトアップが行なわれ、東京の街並づくりの活性化にも貢献してく。
 なお、現在のテナント契約率は、オフィス部分で80%、商業部分では100%となっており、どちらも12月3日より開業する予定。ホテル部分については「フォーシーズンズホテル丸の内」(客室数57室)の入居が決まっており、こちらは2002年秋の開業予定。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。