(株)大京エステート事業カンパニーは21日、京都造形芸術大学陶芸研究室と日本初の産学連携し、陶芸専用の個室型陶芸工房「京都陶芸工房」を開発、賃貸事業を行なうことを発表した。
同物件は、阪急京都線「西京極」駅から徒歩17分の京都吉祥院(京都市南区)内に位置し、地上5階建て、総個室工房(アトリエ)数は43室、1月下旬から入居募集を開始、竣工は3月上旬の予定。アトリエは、賃貸床面積の広さに応じた4タイプを用意、月額賃料は52,500円~102,900円(税込み)となっている。
日本初の産学連携となる今回のプロジェクトは、土地・建物などのハード部分を同社が担当し、企画・マーケティング、工房の基本デザインなどソフト部分を同大学研究室で事業協力・監修を行なう。
同社では、プロをめざし活動を続ける20代から30代のグループや、趣味として陶芸を楽しむリタイア層らアマチュアの個人利用者をターゲットとしており、管理・運営についても、陶芸に関して知識の豊富な管理スタッフを採用してメンテナンスを行なっていくほか、陶芸講習会、作品発表会の実施なども計画している。