不動産ニュース / 仲介・管理

2002/2/1

不動産中央情報センター、証券化事業をスタート

 (株)不動産中央情報センターは、「コスモス不動産中央キャピタル特定目的会社」を2001年12月25日に設立、2002年1月23日に福岡財務支局長に対し、資産流動化および業務開始届出書を提出、受理された。これにより不動産証券化事業に参入し、九州初の商業ビルの証券化に成功したと発表した。

 今回、不動産証券化の認可を受けたのは、北九州市小倉北区内の商業ビルで、土地面積428.52平方メートル、延べ床面積1,614.17平方メートルの地上6階建て、テナント数は5店舗で、年間賃料収入は4,200万円。コスモス不動産中央キャピタル特定目的会社では、不動産鑑定評価額3億9,300万円の同不動産を購入のために、第1号優先出資証券2,900万円と第2号優先出資証券1,200万円の計4,200万円の有価証券を発行。個人向け証券となる第1号証券の販売は、不動産中央情報センターで行ない、予想配当は年4%(期間4年間)。4年間の会計監査は監査法人トーマツが、建物の賃貸管理は同社が行なう。
 なお、コスモス不動産中央キャピタル特定目的会社では、4年後に同不動産を売却し、有価証券の充済に充てる計画で、すでに売却先、売却金額が決まっているという。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。