(株)長谷工アーベストは28日、昨年同社の受託販売物件を購入した顧客を対象にアンケート調査を実施し、その結果をまとめた。
同調査結果によると、「専有面積80平方メートル以上」を希望する購入者は1997年では30.0%であったのに対し、2000年では47.4%、2001年では58.0%となり、増加傾向が顕著となっている。
このうち、「現在50平方メートル台居住者の住み替え希望面積」については、1999年に52.6%、2000年に56.8%であったのが、2001年では71.4%に大きく増加した。
また、「現在60平方メートル台居住者の住み替え希望面積」についてもほぼ同様の傾向が見られ、1999年に62.7%であったのが、2001年には78.1%となった。
同結果について、同社では「住戸面積を含む居住環境の質的転換が進んでおり、今年も同様の傾向が継続するものと予想している」としている。