(株)クボタ(大阪市浪速区、代表取締役社長:土橋芳邦氏)は、分析・物性評価などを行なう(株)東レリサーチセンター(東京都中央区、代表者:秋田昇一氏)と共同で、住宅地健康診断システム「Kuboreck(クボレック)」事業をスタートすることを明らかにした。
同システムは、住宅地のダイオキシン類やカドミニウム等の重金属の有害物質について計測、分析し、その安全性を診断するというもの。特徴としては、ダイオキシンと重金属5種類の含有量分析が可能、地盤調査と同時に試料採取ができ、追加作業を必要としないことなどがあげられる。
同社は、戸建て住宅の新築並びに建て替え時の地盤調査とのセット販売や、単独販売を展開し、今年度3,000万円(350件)の販売をめざす。