不動産ニュース / 開発・分譲

2003/10/30

住林、新感覚のくつろぎ空間「Relaxia(リラクシア)」新発売

「Relaxia(リラクシア)」外観(上)、内装イメージ(下)
「Relaxia(リラクシア)」外観(上)、内装イメージ(下)

 住友林業(株)は30日、シンプルで統一感のある内・外装にこだわった新感覚のくつろぎ空間を提案する家「Relaxia(リラクシア)」を11月7日より発売すると発表した。市場のニーズが細分化される中で、個々のライフスタイルやこだわりを追求する30~40歳代の団塊ジュニア世代をターゲットにしたもの。

 同商品の特徴として目をひくのは、「和」をモチーフにした統一感のある内装、シルバー色の屋根材とメタリック調の雨樋によって演出されたシャープな外観。従来の和風建築と異なるのは、欧州的解釈での「和」のエッセンスを取り入れているということ。木目を横使いにしたドアや、木とアルミ素材を組み合わせて圧迫感をなくした階段、また、木とアルミ、ガラスなど異素材を組み合わせた引き戸、床の間風の飾り棚など、和のイメージをモダンデザインに生かし、シンプルで洗練されたものとなっている。カラーについてもファインベージュとティーブラウンの2色使いが統一感のあるコーディネートに一役かっている。
 また、「シックハウス対策」についても万全を期し、すべての部材に優良部材「F☆☆☆☆」を採用している。
 マルチバランス工法、自由設計。外装ではシルバーの屋根材と外壁のモルタル塗装、内装ではツートンカラーの床や建具・ハイドア、インテリアでは、同社オリジナル開発のハンギングウォール・間仕切りにもなるオープンボックス・エントランスキャビネットのいずれか一点が標準仕様となる。販売価格は3.3平方メートル当たり47万円台より。北海道・沖縄を除く全国で販売し、初年度1,000棟の受注をめざす。

 記者発表の席で、取締役常務執行委員住宅本部長の甲斐和男氏は、「業績は順調に推移しているが、このところの受注増は、住宅ローン減税の影響、金利の先高感などによるもので、全体的な市場回復には至っていないのでは。これまでは、コスト削減など守りの体制で安定を図ってきたが、これからは、攻めの戦略で臨む。商品メニューもそろったので、めりはりをつけた地域戦略を進めていきたい」と語った。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。