東日本ハウス(株)(岩手県盛岡市、代表取締役社長:成田和幸氏)と(株)東京インテリア家具(東京都荒川区、代表取締役社長:利根川弘衞氏)は3日、リフォーム顧客の集客と受注拡大に向け業務提携を行なうとして、2月28日(土)よりオープンするショールーム「リフォーム&インテリア・シティ」(金沢市鞍月、総面積5,645.82平方メートル)について、共同による記者発表を開催した。
今回の業務提携は、東日本ハウスの持つ木造注文住宅建築のノウハウや実績と、東京インテリア家具が培ってきたブランド力などを統合させ、住宅リフォームの総合的な住生活機能の提案をめざしたもの。
東京インテリア家具金沢店3階にオープンする「リフォーム&インテリア・シティ」は、東日本ハウスが運営する「東日本ハウス リフォーム&インテリア金沢店」と東京インテリア家具によるインテリアスペース「東京インテリア・デザインセンター(仮)」により構成。年間30万人の来場者が見込まれている。
「東日本ハウス リフォーム&インテリア金沢店」では、一戸建(68.11平方メートル)とマンション(67.58平方メートル)の、実際の住宅をモデルにしたリフォーム事例を見られる「トータル・リフォーム・タウン」や、タイプ別のリフォームモデルユニット、SOHOや介護、シアターなどの「プラスαルーム」を設置する「ルーム・リフォーム・ギャラリー」などが設けられている。「東京インテリア・デザインセンター(仮)」では、小物、家具、照明などリフォームプランに対応したインテリアデザインの提案を行なっていく。
東日本ハウスのデザインポリシーであるi-design(南欧風、北欧風、トラディショナル、シンプルモダン、ネオジャパネス)を取り入れ、リフォームプランナーやインテリアコーディネーターらが顧客の相談に応えるなどの体制が整えられている。
記者発表会の席で東日本ハウス代表取締役社長の成田氏は「両社の特徴を発揮させて、相乗効果による業績拡大を図り、『リフォーム&インテリア・シティ』による初年度売上高は6億円をめざしたい」と述べた。
一方、東京インテリア家具代表取締役社長の利根川氏は「前々からニーズが多かった、インテリアデザインとリフォームについての総合的な要望に対応していきたい。『生活をデザインする』という視点で、ビジュアル的なかたちでの提案を行なっていく」と話した。
なお、今回の「リフォーム&インテリア・シティ」における成果を検証し、今後全国25ヵ所にある東京インテリア家具各店での展開の検討を行なっていく。