(株)シノハラ建設システムは、「アパートオーナー向けノンリコースローン」の取扱いに関し、(株)東京スター銀行と業務提携したと発表した。
今回のノンリコースローンは、返済原資を家賃収入、不動産担保をアパート(土地および建物)に限定したもの。原則としてアパートオーナーが保有するその他の資産にはローン債務の返済を求められないため、アパート経営を行なう際に、投資リスクを自己資金部分に限定することができる。
また従来は、個人の年収や勤続年数といった属性評価により、提携銀行等の融資審査基準をクリアできないケースもあったが、同ローンでは、将来の家賃収入や入居率から算出する収益還元法(DCF法)にて融資審査判断を行なうため、幅広い層が利用することが可能。
同社では、オーナーの資金調達手法を、通常の提携銀行ローンに加え、同ノンリコースローンの2本立てとしたことにより、いっそうの受注体制の強化につなげていきたいとしている。