東急不動産(株)は16日、東京都中央区日本橋の中央通り沿いに位置する老舗書店「丸善・東京日本橋店」閉店後、同ビルの再開発事業に着手した。
日本橋エリアは、官・民ならびに地元が一体となり、エリアの活性化を図る活動を活発に進めている地域。今年3月には再開発ビル「コレド日本橋」がオープン、その他「三越日本橋本店 新館」などの開発も進んでいる。
同プロジェクトは、16日の店舗閉店後すぐにビル解体に着手、2005年春に着工し、2007年初旬に地上11階地下2階建ての複合ビルとして再生するというもの。「丸善・東京日本橋店」は、再開発後のビルの下層部分(地下1階~地上3階)に2007年春に再開店、中層部以上(4階~11階)はオフィスとしての利用が予定されている。
なお、同計画地の取得および開発においては、開発資金をノンリコースローンとエクイティ出資により調達、プロジェクトマネジメント業務を同社が受託する開発型証券化手法を活用する。