東京電力(株)は、オール電化の販売営業力強化を図るべく、顧客への提案活動や技術的ニーズに対応する営業活動への支援を目的として、「生活エネルギーデザインセンター」を3月1日付で販売営業本部営業部内に設置する。
同社では、販売電力量の開拓目標として、「平成18年度の新設住宅等に対して15%相当をオール電化住宅にする」ことを掲げ、住宅ディベロッパーや工務店をはじめとするサブユーザー、および一般ユーザーに対し営業活動を展開。そうした中で、サブユーザーへの営業活動において、住まいに関するさまざまな建設・設計技術や住宅プランに対する総合的知識が必要とされるようになっていることなどから、このほど、「生活エネルギーセンター」を設置することとした。
同センターには、建築、電気、通信等の技術者を社内の各部門から集め、個別提案書や提案ツールの作成などの「営業スタッフの提案サポート」を行なうほか、建物のオール電化リフォームなどの「高難易度案件の技術提案」、さらに「生活エネルギー分野の技術開発戦略の立案ならびに商品企画」などを行なっていく予定。