不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社のネットワークにおける首都圏2005年1月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。
これによると、物件登録数は中古マンションが2,165件(前年同月比▲1.4%)となり、前年同月比で7ヵ月連続のマイナス。一方、新築戸建は10,640件(同39.9%増)となり5ヵ月連続で1万件超を記録、前年同月比でも26ヵ月連続のプラスとなった。また、中古戸建は1,513件(同0.0%)で変動なし、居住用土地は2,908件(同▲17.2%)で11ヵ月連続のマイナスであった。
首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たりでは32.84万円(同▲4.3%)で5ヵ月ぶりにマイナス、1戸当たりでも2,005万円(同▲5.1%)と3ヵ月ぶりにマイナスとなった。新築戸建についても1戸当たり3,332万円(同▲5.7%)で49ヵ月連続のマイナスとなり、中古戸建も3,029万円(同▲6.0%)と5ヵ月ぶりに再びマイナスとなった。居住用土地は1平方メートル当たり18.58万円(同▲4.1%)。
首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが456件(同▲18.7%)で7ヵ月連続のマイナスであった。一方、新築戸建は1,529件(同9.3%増)と、21ヶ月連続のプラスとなった。中古戸建については286件(同▲22.9%)と12ヵ月連続のマイナスであった。
首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり33.03万円(同9.5%上昇)で4ヵ月連続のプラス、1戸当たりでは2,012万円(同10.4%上昇)で10ヵ月ぶりに2,000万円を突破した。新築戸建については1戸当たり3,366万円(同▲5.5%)で22ヵ月連続のマイナス、中古戸建は1戸当たり2,962万円(同7.9%増)と、3ヵ月ぶりにプラスとなった。