定期借家推進協議会は3月1日の「定期借家の日」を記念したシンポジウムを、住宅金融公庫本店の「すまい・るホール」で本日開催した。
テーマは「定期借家の活用方策と今後の展望を探る」。
定期借家推進協議会世話人の藤田和夫氏の挨拶の後、定期借家制度の創立に尽力した衆議院議員、自民党定期借家権等特別委員顧問の保岡興治氏が「『良質な賃貸住宅等の供給を促進する特別措置法』創設の一翼を担えた者として、この場にお呼びいただき、挨拶できることを大変嬉しく思っている。今後も前向きに活用されるよう、普及・改善に向けて努力していきたい」と挨拶。続いて後援の国土交通省から、和泉洋人大臣官房審議官が挨拶に立った。
第1部は「定期借家制度普及の方策を探る」をテーマに、吉田修平氏(吉田修平法律事務所弁護士)による基調講演が、続く第2部では、弁護士・学識経験者5人による「定期借家制度改正の論点を探る」をテーマにしたパネルディスカッションが行なわれた。