不動産ニュース / IT・情報サービス

2005/4/28

東京建物ら、居住者向けIT総合サービスの新技術を採用

 東京建物(株)、(株)日立製作所、(株)つなぐネットコミュニケーションズは27日、2003年より共同で展開しているセキュリティ機能を中心としたマンション居住者向けITサービス「T-SMAT(ティースマート)」において、Edyを搭載したICカードや携帯電話の FeliCa(フェリカ)技術を採用した新サービスを開始すると発表した。

 同技術はNTTドコモの「おサイフケータイ」(iモードFeliCa対応携帯電話)に専用ソフトをダウンロードし、鍵情報を書き込むことで携帯電話がICカード代わりに鍵として利用できるというもの。
 居住者は携帯をエントランス、エレベーター、住戸玄関に設置されているカードリーダーにかざすことで、鍵の解鍵、エレベーターの居住階への行き先指定を行なうことができる。

 また、ICカードでは従来の「T-SMAT」のセキュリティ機能のほか、プリペイド式電子マネー「Edy(エディ)」を搭載。居住者は、百貨店、コンビニエンスストアなどのEdy加盟店でICカードを現金代わりに使用することができるうえ、マンション共用施設の予約システムと連動させることで、施設利用料金を同カードで払うこともできる。

 同サービスは、5月下旬以降に販売する「Brillia桜新町id」(東京都世田谷区)、「Brillia外苑出羽坂」(東京都新宿区)などに導入される。

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