不動産ニュース / 開発・分譲

2005/5/10

中野で「任意建て替え方式」マンションを発売/リクルートコスモス

 (株)リクルートコスモスは6月中旬、同社としては3物件目、首都圏では初となる建て替え事業分譲マンション「コスモ中野弥生リベディア」の販売を開始する。
 今後も、老朽化物件がさらに増加してくることから、これまでの実績をいかして取り組みを強化する。

 同物件は、東京メトロ丸の内線「中野坂上」駅徒歩12分に立地する「メイゾン弥生」(中野区弥生町1丁目、1970年竣工、8階建て、総戸数48戸)を建て替えるもの。同社は、04年1月に建て替え事業者として参画。同年9月までに全区分所有者の合意を取り付け、「任意建て替え方式」で事業推進する。

 現行法上では既存不適格物件であり、そのまま建て替えると床面積が60%程度に減少してしまうため建て替えが困難であったが、隣接する敷地を買収し一体開発することで、このマンション開発を実現させた。建て替えにより11階建てとなり、総戸数は20戸増の68戸(うち53戸を分譲)。平均専有面積も45平方メートルから66平方メートルとなった。

 間取りは1LDK~4LDK。専有面積32~80平方メートル。販売価格は未定。

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