(財)東日本不動産流通機構は、レインズでの3月の首都圏流通市場動向をまとめた。
3月の中古マンション成約件数は2,814件で、前年同月比1.3%の増加。3カ月連続で前年同月を上回っている。都県別に見ると、東京都が1,285件(前年同月比7.3%増)、埼玉県380件(同▲5.5%)、千葉県385件(同0.8%増)、神奈川県764件(同▲4.0%)。
平均成約単価は、首都圏全体で1平方メートルあたり33万7,900円(同5.0%上昇)で、前年比での上昇が続いている。都県別に見ると、東京都43万1,800円(同3.4%上昇)、埼玉県23万5,300円(同2.2%上昇)、千葉県22万2,100円(同2.2%上昇)、神奈川県30万8,300円(同6.0%上昇)。
1戸あたりの平均成約価格は、全体で2,192万円(同6.2%上昇)。成約平均面積は、64.9平方メートル(同1.2%増)で、この1年間63~65平方メートルの間で推移している。