不動産情報サービスのアットホーム(株)は11日、2025年度下期(25年10月~26年3月)の50坪以下の貸店舗の募集動向を発表した。
調査対象は、同社の不動産情報ネットワークに登録・公開された、東京9エリア(銀座、新橋・虎ノ門、六本木、渋谷、原宿・表参道、恵比寿・目黒・中目黒、新宿、池袋、上野・浅草)、名古屋2エリア(「名古屋」駅周辺、栄)、大阪2エリア(大阪・梅田、なんば・心斎橋)に所在する5~50坪の「貸店舗」「貸店舗・事務所」で、駅徒歩10分以内の物件。募集賃料は、共益費等込みの坪単価(税抜き)の中央値。「飲食店可」と「飲食店不可」、「1階」と「1階以外(地下および2階以上)」に分類し集計している。
東京9エリアの募集賃料は、条件別では、飲食店可物件が3万227円(前期(25年4~9月)比6.4%上昇)、飲食店不可物件が2万15円(同3.9%上昇)。飲食店可物件が飲食店不可物件を1万212円、率にして51.0%上回った。フロア別では、1階物件が2万5,889円(同0.6%上昇)、1階以外物件が2万2,001円(同1.3%上昇)。1階物件が1階以外物件を3,888円、率にして17.7%上回った。
条件別・フロア別とも、全タイプで賃料が前期から上昇。飲食店可物件、飲食店不可物件、1階以外物件で18年上期以降の最高値を更新した。募集物件数指数は106.0(同1.6%減)と、7期連続で減少。ただし、9エリア中5エリアで前期から増加した。
名古屋駅周辺は、飲食店可物件が2万1,711円(同7.9%上昇)と、18年上期以降最高値を更新。飲食店不可物件が1万2,353円(同4.5%下落)。1階物件は1万6,955円(同0.4%上昇)、1階以外物件が1万3,344円(同9.0%下落)。募集件数指数は230.7(同1.1%下落)となった。
大阪・梅田は、飲食可物件が2万1,132円(同2.5%上昇)、飲食不可物件が1万3,041円(同2.2%上昇)。1階物件は2万2,878円(同9.2%上昇)、1階以外物件は1万6,497円(5.5%上昇)。募集物件数指数は50.7(同6.1%下落)だった。
なんば・心斎橋は、飲食店可物件が2万2,562円(同11.7%上昇)、飲食店不可物件が1万1,501円(同4.6%上昇)。1階物件は2万2,020円(同3.3%上昇)、1階以外物件は1万2,970円(同1.6%上昇)。募集賃料指数は91.7(同1.0%下落)。条件別・フロア別の全タイプで、18年上期以降の最高値を4期連続で更新した。
