不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/5/16

減収ながらも、利益率改善・営業経費削減などで増益/扶桑レクセル2006年3月期決算

 扶桑レクセル(株)は、2006年3月期(2005年4月1日~2006年3月31日)の連結決算を発表した。

 売上高は686億8,300万円(前期比▲2.3%)、営業利益は48億4,100万円(同23.5%増)、経常利益は42億7,900万円(同21.7%増)、当期純利益は26億3,600万円であった。

 当期のマンション竣工が24棟1,703戸と前期(27棟1,989戸)より減少したことなどにより、売上高は減収となったが、販売用土地の売却による売上高が65億7,100万円あったことなどにより、減収幅は縮小。また、売上総利益は、利益率の増加などにより2.7%増の108億6,700万円と微増している。 
 また、販売費および一般管理費の削減により、営業利益は大幅な増益となった。
 その他、借入金の平均残高、金利負担が増えたことなどにより営業外費用が増加しているものの、営業利益の増収要因により、経常利益も前期比増益となった。
 また、親会社株式、固定資産の売却益などを特別利益に計上したことが大きく影響し、純利益は同社創業以来の最高利益を達成した。

 なお、次期は他社と差別化を図るため商品企画を充実し、高付加価値マンションを提供、販売の前倒し等を行なうなどで、売上高700億円を見込んでいる。また、利益率の向上を図り、経常利益46億円、純利益27億円と、過去最高利益を見込んでいる。

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