不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/5/16

マンション売上3,544億円、最終利益318億円を確保/大京2006年3月期決算

 (株)大京は16日、2006年3月期決算を発表した。

 連結売上高は4,343億200万円(前期比▲3.6%)、営業利益302億3,700万円(前年度は営業損失204億8,000万円)、経常利益261億3,100万円(同経常損失260億3,200万円)、当期純利益318億9,900万円(同当期純損失1,016億1,600万円)と黒字化した。

 主力の不動産販売事業は、マンション販売戸数9,828戸で営業収入3,544億1,000万円(前期比▲11.4%)だったが、収益力向上と販売経費削減によりマンション売上総利益率は17.2%(同3.5ポイントアップ)、同総利益608億1,900万円(同11.1%増)、不動産販売全体の営業収入3,633億9,800万円(同▲12.8%)、営業利益269億9,300万円(前年度は営業損失230億9,200万円)となった。
 不動産仲介事業は、大京住宅流通の出店など営業力が上がったことで、仲介収入57億7,700万円(同48.6%増)、事業全体での営業収益78億8,800万円(同6.4%増)、営業利益12億2,600万円(同▲1.3%)に。不動産管理部門は、連結会社となった大京管理の業績寄与と管理物件が堅調に増加したことから、営業収入264億8,000万円(同540.9%増)、営業利益18億700万円(同274.0%増)となった。

 次期は、営業収入3,750億円、営業利益300億円、経常利益280億円、当期純利益170億円を見込む。

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