不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/6/21

10ヵ月の変則決算も前期比で増収に/東建コーポ「2006年4月期決算」

 東建コーポレーション(株)は20日、「2006年4月期決算短信(連結)」を発表した。

 当期(05年7月1日~06年4月30日)は、期間が10ヵ月の変則決算となったものの、売上高1,093億6,700万円(05年6月期1,044億5,900万円)、営業利益61億7,700万円(同71億7,100万円)、経常利益71億9,900万円(同74億7,400万円)、当期純利益40億3,800万円(同39億7,200万円)と、増収を実現した。

 同社グループでは当期より「コアビジネスの拡大と新規事業の基盤づくり」をスローガンに掲げた新たな中期経営計画を策定し、2008年4月期に連結売上高2,000億円、連結経常利益150億円の達成を目標に営業活動を展開している。具体的には受注促進策として積極的な事業所出店(新設19拠点、移設9拠点)を実施。併せて営業部員の増員による営業力の強化を図った。
 また、RC造賃貸マンション「ネオステージEX」や、高耐震軽重量鉄骨アパート「シェルルTPII」に新たに開発した「制震フレーム」を付加するなど、引き続き高耐震・強構造アパートの研究・開発に注力。積極的なIT活用により、業務の効率化および品質の向上などにも取り組んだ結果、当期における建設事業は、受注高1,069億1,100万円(05年6月期1,087億1,800万円)となり、売上高986億100万円(同935億3,700万円)、営業利益90億700万円(同113億4,100万円)となった。
 
 その他、仲介・管理事業では、売上高87億4,100万円(同89億2,400万円)、営業利益12億9,400万円(同13億1,500万円)。リゾート事業では売上高14億9,500万円(同14億1,100万円)、営業利益▲3億1,000万円(同▲8億1,100万円)。その他事業では売上高5億2,900万円(同5億6,900万円)、営業利益1億4,800万円(同1億1,100万円)となった。

 なお、次期連結業績予想は、売上高1,609億2,000万円、経常利益109億2,900万円、当期純利益62億200万円を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。