不動産ニュース / その他

2006/7/3

「新丸の内ビルディング」に新事業の創造拠点「日本創生ビレッジ」を開設/三菱地所

 三菱地所(株)は30日、2007年4月竣工予定の「新丸の内ビルディング」10階に、新事業の創造拠点「日本創生ビレッジ」を開設すると発表した。同拠点により、世界有数の企業・人材・情報が集積する丸の内に、日本初の都心型ビジネスクラブ・オフィス一体型の事業支援モデルを創造する。

 「日本創生ビレッジ」は、07年5月オープンを予定しており、丸ビル7階から移転・拡張する「東京21cクラブ」と、事業初期段階にあるベンチャー企業を主なターゲットとした小割りの新事業支援オフィス(モデルタイプ面積26.2平方メートル、計約20区画)で構成される。

 同社はこれまでも新事業の育成・支援に向けて2000年にベンチャー支援組織「丸の内フロンティア」を組成し、02年秋には丸ビル開業にあわせインキュベーションビジネスクラブ「東京21cクラブ」(会員数約480名)を開業するなど、丸の内再構築の一環として積極的に取り組んできた。同社が支援をしているベンチャー企業13社のうち、これまでに4社が新規株式公開を果たしている。

 新事業支援オフィスではインセンティブプログラムを用意し、利用料の負担軽減を図るとともに「東京21cクラブ」が持つ人的ネットワークを活用して総合的な事業支援を実施する。さらにベンチャーキャピタリスト経験者や会計士、産学連携担当教員などの参画を得て同社内にビジネスインキュベーションユニットを組織し、入居企業の支援体制を整備する。
 なお、同社はプログラムの対価として当該企業の新株予約権を取得する。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。