不動産ニュース / その他

2006/9/28

不動産流動化事業 第1号案件を完了、中間業績予想を上方修正/シーズクリエイト

 シーズクリエイト(株)は28日、不動産流動化事業の第1号着手案件である「祐天寺プロジェクト」(東京都目黒区)の引渡しを行なった。

 「祐天寺プロジェクト」は、同社がパシフィックマネジメント(株)と(有)パシフィック・プロパティーズ・インベストメント(以下、PMCグループ)の共同開発による、鉄筋コンクリート造地下1階地上7階、総戸数113戸の賃貸住宅。PMCグループとの共同事業としたことで開発資金の負担軽減を図り、用地取得時に売却先・売却金額を確定し、開発リスク低減と予定利益確保が図れる同社独自のビジネスモデルとして取り組んできた。
 PMCグループが有するノウハウを共有化することで、自社ファンド設立に向けたノウハウの蓄積を図った。

 なお、本件引渡しが完了したことなどにより、不動産流動化事業の売上高が期初予想を約11億円上回り、47億6,000万円となる見込みであることから、2007年3月期中間期業績予想を上方修正。当中間期(06年4月1日~9月30日)における連結売上高を78億2,100万円(当初予想比66億4,900万円)、経常利益1億3,500万円(同▲2億4,100万円)、中間純利益2,900万円(同▲1億9,700万円)に修正している。

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