不動産ニュース / 開発・分譲

2006/9/29

成城学園前駅ビル「コルティ」をオープン/小田急電鉄

「成城コルティ」外観
「成城コルティ」外観
建物内部は、高さ20メートルの吹き抜け。小田急線「成城学園前」駅ホームからエスカレーターが続く
建物内部は、高さ20メートルの吹き抜け。小田急線「成城学園前」駅ホームからエスカレーターが続く

 小田急電鉄(株)は29日、「成城学園前」駅と一体となった商業施設「成城コルティ(CORTY)」(東京都世田谷区成城)をオープンした。

 同施設は、複々線化工事により地下化した「成城学園前」ホーム跡を再開発したもの。建築面積は約8,000平方メートル、延床面積は約1万6,900平方メートル。地上4階地下1階建てで、飲食・物販施設など36店舗で構成される。総事業費は、約47億円。

 「コルティ」とは、イタリア語で「中庭」を意味する「コルティーレ」を親しみやすい語感にしたもの。その名に習い、建物中央部を高さ20mの吹き抜けとしており、駅ホームからの一体空間としている。また、建物屋上には約900平方メートルの屋上緑園を設けており、ヒートアイランド現象の緩和もめざしている。

 テナントには、世田谷・成城発祥の老舗店舗の新業態店や、地元在住の作家・椎名桜子氏プロデュースの生活雑貨店など「成城」を意識した店舗やブランド店を数多く誘致。また、世田谷区の協力により、駅前では都内初となる「多機能子育て支援施設」を設置。同施設は、小田急ライフアソシエによる保育施設「小田急ムック成城園」、世田谷区が子育て相談や情報提供を行なう「おでかけひろば」、一時保育施設「ムックフレンズ」で構成される複合施設。このほか、新コンセプトの子供向け英会話スクールなども設ける。

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サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

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