不動産ニュース / IT・情報サービス

2006/10/10

東京23区、7期連続空室率低下/IDSSオフィスマーケット市況速報

 (株)生駒データサービスシステム(IDSS)は10日、オフィスマーケット市況速報(2006年9月期)~首都圏版~を発表した。

 これによると、東京23区の空室率は、2.8%(前期比▲0.3ポイント)、主要5区は2.4%(同▲0.3ポイント)となり、引き続きタイトなマーケット状況にある。
 主要5区におけるAクラスビルの空室率は1.5%(同0.9ポイント上昇)。2003年6月期以来の上昇を示した。
 23区の平均募集賃料は、1万2,680円/坪(同0.3%上昇)となった。

 一方、横浜市における9月期の空室率は3.8%(同▲0.2ポイント)となり13年ぶりに4%台を下回った。
 近年の横浜オフィスマーケットでは、新規供給が抑制される中で、テナント需要が非常に旺盛となり、テナントの受け皿となるオフィスビルが不足していたが、来年以降複数の大型開発が予定されており、これが市場活性化を促すことが期待されている。

 また、全国主要都市の9月期の空室率は9.8%(同▲0.2ポイント)となり全国16都市中12都市で低下傾向を示し、全国的にマーケットが回復傾向であることがうかがえる。
 なお、9月期の16都市の平均募集賃料は、9,410円/坪(同▲0.1%)となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。