不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/10/25

介護・医療分野の商品拡充、売上高10.1%増/パナホーム07年3月期中間決算

 パナホーム(株)は25日、「2007年3月期中間決算」を発表した。

 当期(2006年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は1,365億5,900万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は33億9,600万円、経常利益は37億8,400万円(同507.9%増)、純利益は28億500万円。
 連結業績の売上高は1,418億5,800万円(同10.1%増)、営業利益は27億7,600万円、経常利益は31億4,300万円、純利益は23億3,400万円となった。

 当期は、戸建住宅事業において、健康・快適をテーマとした「エルソラーナ<きれいにくらそう>」、都市部市場向けの「エルソラーナ<2.5階の家>」など、エルソラーナシリーズの商品ラインナップを拡充。さらに、収納スペースを充実させた「ソルビオス ノア<ポケットいっぱい>」、在宅介護対応住宅「パナホーム エイジングホーム」の販売を開始した。
 また戸建分譲において、環境共生型オール電化住宅のモデルタウン「エストライフ野川菊野台」を東京郊外で分譲するなど、「エコライフ住宅」の考え方を生かしたまちづくりを推進した。

 このほか、資産活用事業の医療・福祉分野において、介護付有料老人ホーム「ケアビレッジ・千里古江台」の直接運営を開始。リフォーム事業では、「エコライフ・リフォーム」をコンセプトに、松下グループの商品群からニーズの高い設備・仕様を提案、パナホーム入居者を中心に安定した受注を確保した。
 これらの結果、売上高が前年同期比10.1%増となったのをはじめ、利益面でも改善が見られた。

 なお通期は、連結売上高2,800億円(前期比2.8%増)、経常利益100億円(同110.8%増)、純利益57億円を見込むとしている。

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