不動産ニュース / 仲介・管理

2006/11/22

オークウッド、新宿初のサービスアパートメントをオープン

「オークウッドアパートメンツ新宿」の室内
「オークウッドアパートメンツ新宿」の室内
地下2階にあるフィットネス・センター
地下2階にあるフィットネス・センター

 サービスアパートメント事業を世界各国で展開するオークウッド・ワールドワイドは21日、新宿エリア初のサービスアパートメント「オークウッドアパートメンツ新宿」(東京都新宿区)をオープンした。

 「オークウッドアパートメンツ新宿」を所有する投資会社(株)プロスペクトとの共同事業として、既存の建物全368戸のうち143戸をサービスアパートメントとして運営するもの。地上32階建ての14階以上をサービスアパートメント、その他フロアはオフィスや一般の賃貸住宅となっている。

 地下鉄都営大江戸線「西新宿」駅から徒歩5分に位置。全室家具付きで、37インチ型の液晶テレビ、iPodのドックステーション付BOSEステレオも備え付られている。各部屋には食器類や調理器具をはじめ、乾燥機、アイロンなど生活に必要なものを完備。光熱費は宿泊費に含まれ、フロントデスクとセキュリティーは24時間体制。週に2回のハウスキーピングも行なわれる。
 付帯施設として、32階にはスカイラウンジ、地下2階にはフィットネス・センター、サウナ付大浴場、ミュージックルームなども設置。

 部屋のタイプは、スタジオ、1~3ベッドルーム、広さは21平方メートル~87平方メートル。マンスリー滞在契約となっており、料金は1ヵ月39万~89万円。長期滞在者には、近隣の高級ホテルに比べ手頃な価格となっている。

 同物件の総支配人・高沢朝美氏は「これまで運営した物件はファミリータイプが多く、単身者向けは今回が初めて。近隣のIT企業などに勤める単身者をターゲットとしている。従来は海外企業の中長期出張者の利用者が多かったが、今後は国内の知名度を上げ、日本人の利用者も増やしていきたい」と話している。

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