不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/11/24

エイブルが初の連結決算開示/出店経費増で営業損失に

 (株)エイブルは22日、2007年3月期中間決算を発表した。今中間期から、連結子会社8社を含めた連結決算での開示とした。

 当期(2006年4月1日~9月30日)の連結売上高は160億3,700万円、営業利益▲4,600万円、経常利益1億9,700万円、当期純利益▲6,700万円。

 仲介事業は、手数料収入62億200万円(前年同期比8.4%増)、更新手数料収入11億1,900万円(同1.8%増)、賃貸仲介取扱件数9万3,426件(同7.9%増)、売上高73億2,200万円(同7.3%増)と伸長した。直営店舗が17店増加し542ヵ所となるなど、ネットワークの拡充効果が出た形だが、大量出店に伴う先行投資負担分の影響で経費が増加。また、営業店舗における人材確保が思うように進まなかったことから、利益が伸び悩んだ。その他、仲介関連事業で売上高55億4,900万円(同8.3%増)、管理事業で売上高26億2,900万円(同9.8%増)を計上している。

 通期では、連結売上高370億4,800万円、経常利益28億5,000万円、当期純利益14億6,400万円を見込んでいる。

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