(財)東日本不動産流通機構は11日、東日本レインズにおける11月の市況動向を発表した。
11月の首都圏中古マンション成約件数は2,441件(前年同月比▲5.5%)と、11ヵ月ぶりに前年同月を下回った。都県別では、東京都1,046件(同▲ 7.4%)、埼玉県325件(同▲9.4%)、千葉県380件(同5.8%増)、神奈川県690件(同▲6.1%)と、千葉県を除き前年割れとなった。
成約単価は、1平方メートル平均で35万7,200円(同5.7%上昇)。前月比でも1.7%上昇と2ヵ月連続のプラスとなった。都県別では、東京都 47万9,600円(同9.7%上昇)、埼玉県23万9,600円(同5.8%上昇)、千葉県23万6,000円(同7.1%上昇)、神奈川県31万 7,500円(同1.3%上昇)と、全面上昇となった。
また、成約平均価格は2,322万円(同6.1%上昇)。成約平均専有面積は65.02平方メートル(同0.4%増)と、10ヵ月ぶりに65平方メートル台となっている。