不動産ニュース / イベント・セミナー

2007/2/6

都宅協、「レディス部会」が発足

「女性の感性豊かな想像力を結集して活動し、女性のための魅力ある事業を企画・立案したい」と語る、曽根部会長
「女性の感性豊かな想像力を結集して活動し、女性のための魅力ある事業を企画・立案したい」と語る、曽根部会長
北澤艶子氏による記念講演
北澤艶子氏による記念講演
式典終了後には、女性会員が一堂に会しての祝賀会も行なわれた
式典終了後には、女性会員が一堂に会しての祝賀会も行なわれた

  (社)東京都宅地建物取引業協会(会長:藤田和夫氏)の女性会員の情報交流と知識の向上を目的とした「東京宅建レディス部会」(部会長:曽根寿恵氏、同協会理事)が、2月5日に発足。同日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で設立記念式典が開催され、同部会会員、同協会役員、他府県宅建協会の「女性の会」会員など300名あまりが参加した。

 同協会では現在、女性が代表者を務める会員が全会員の12.6%を占め、積極的に事業活動をしている。すでに、いくつかの支部では「女性の会」が発足。 他の宅建協会でも7府県に女性部会が設立し女性会員による活動が活発化していた。そこで、会員支援事業の一環として、さらに多くの女性会員の要望を受け止め、本会の事業に反映させようというのが、部会設立の狙い。今後、研修会・講習会の実施や情報交流などを企画していく。

 記念式典ではまず、同協会専務理事の寺村光司氏が、同協会会長の藤田和夫氏(当日欠席)の祝辞を代読。「昨年、女性会員の皆様方から、協会本部においても女性の会を作っていただきたいという要望があり、その熱意に心を打たれました。曽根さんはじめ、世話人の皆様には、よくぞここまで、こつこつと準備をされ発足に漕ぎ着けていただきましたことを、改めて感謝申し上げます」などと述べた。

 続いて、曽根部会長が「今後は、女性の感性豊かな想像力を結集して活動し、女性のための魅力ある事業を企画・立案したい。私たちの活動が、業界の発展に寄与し、業界のイメージアップにつながり、さらに協会運営にも反映されるようにしたい」と抱負を語った。

 式典に続いて、同女性部会世話人でもあり(財)日本賃貸住宅管理協会レディース委員会委員長を務める北澤商事(株)代表取締役・北澤艶子氏が講演。同氏は、50年を超える不動産業の体験を振り返りながら、「不動産業界ほど、女性の力が発揮できる仕事はない。私たち女性が活躍すれば、この業界のイメージアップとレベルアップにつながる。コツコツまじめに取り組んでいきましょう」などと語った。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。