(社)建築・設備維持保全推進協会(BELCA、会長:髙木丈太郎氏)は7日、「第16回BELCA賞」表彰物件10物件を決定した。
同賞は、わが国初の既存建築物の総合的表彰制度で適切な維持保全や改修を実施した既存の建築物のうち、特に優れたものに送られるもの。良好な建築ストックの形成に寄与することを目的に設けられ、ロングライフとベストリフォームの2部門からなる。
今回の受賞作は、ロングライフ部門が、1919年竣工の老朽化オフィスを交流施設にリニューアルした「旧古河鉱業若松ビル」(北九州市若松区)など4物件を選定。また、ベストリフォーム部門では、銀行支店ビルを全く違う業種を前提にリフォームしたアップルストア銀座(東京都中央区)など6物件を選定した。