不動産ニュース / 開発・分譲

2007/3/2

街全体でCO2 20%以上削減する環境共生都市プロジェクト「越谷」が始動/大和ハウス

 大和ハウス工業(株)は2日、「環境共生先導都市」をめざした「越谷レイクタウンプロジェクト」(埼玉県越谷市)を始動したと発表した。

 同プロジェクトは、UR都市機構が整備している計画面積約225ha、計画人口約2万2,400人のニュータウン。2008年春にJR武蔵野線が新駅「越谷レイクタウン」を開設するのと同時にまち開きが行なわれる予定。

 同社が手がけるのは、分譲マンション500戸(敷地面積約2万平方メートル、大栄不動産(株)との共同事業)と、戸建住宅132区画(同約3万2,000平方メートル)との一体開発。

 街区として、CO2を20%以上削減することを目標としており、分譲マンションには日本最大規模の住宅用太陽熱利用設備を導入。エネルギー一括購入による光熱費削減、建物断熱性能の向上などを図る。また、戸建街区についても、風況・温熱環境の最適化による冷暖房負荷の軽減、緑陰と保水性塗装によるヒートアイランド抑制、緑化によるクールスポットの形成、次世代省エネルギーを大幅に超えた住宅性能の導入を行なう。両街区は、水辺を挟んで向かい合わせた構成とし、電線の地中化と併せ美しいまち並みとする。

 マンションは、2007年3月から順次着工。09年5月までに竣工する。戸建も、07年11月から着工し、08年3月までに竣工する。販売時期と価格はともに未定。

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