東京ミッドタウンマネジメント(株)は13日より東京ミッドタウン(東京都港区)内でユビキタス技術を利用してアート作品を紹介するタウンツアー「ユビキタス・アートツアー」をスタートする。
同ツアーは、YRP ユビキタス・ネットワーキング研究所と共同で開発。同施設内に設置した「ユビキタスマーカー」から情報を取得した「ユビキタスコミュニケータ」がアート作品までの誘導や作品の概要、制作風景、作家インタビューなどの情報を提供する。
コースは東京ミッドタウンをくまなく巡る「120分コース」、「建築デザインコース」、「雨の日コース」など計7コース。日本語のほか、英語、フランス語、中国語、韓国語の5カ国語に対応している。同技術を用いた本格的なタウンツアーは日本初。東京ミッドタウンは東京都による「東京ユビキタス計画」とも連動しており、今後周辺地域への展開も検討していく。
12日に行なわれた記者会見の中で、三井不動産(株)執行役員・市川俊英氏は「今後活用されることを見込み、すでに500カ所ユビキタスマーカーを設置している。アートツアーはユビキタス活用技術の第1弾。これからも継続的にユビキタスを使用したサービスを提供していきたい」などと語った。
詳細は以下のとおり。
■料金:1,000円(貸出料500円・保証金500円)
※保証金は端末返却時に返金
■時間:11:00~18:00(最終貸出) 20:00(最終返却)
■貸出場所:ガレリア3階「東京ミッドタウン デザインショップ」内 東京ミッドタウンツアーカウンター