(株)ウエストホールディングスは3日、新子会社(株)サンテック(東京都渋谷区、代表取締役社長:大迫拓生氏)を設立した。
サンテックは、同社グループの「家を長く大切に住まう」を基本理念に事業に取り組んでいるが、その根底となる「ものを大切にする心」の延長線として、地球資源を大切にするとともに環境保全にもつながる事業にも着眼することとなり、設立する運びとなった。事業内容は、太陽光発電システムおよびオール電化住宅の企画、販売、施工を中心に展開していく。2008年度からの本格導入を予定しており、温暖化ガス排出権取引市場への参入をめざす。
当面は、一般ユーザー向けに、太陽光発電システムとオール電化住宅の販売と施工に注力し、グループの住宅関連会社とのシナジー効果を高めていく。また、法人向けには、経済産業省やNEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構)の助成対象となる大規模発電事業に着目して市場を開拓していく。
同社は、2008年8月期において、単体ベースで売上高40億円、経常利益4億円、純利益2億円を見込んでいる。